株価予想、できたらいいなぁ・・・って。これは僕の望みでもありますが、そう簡単に身につけられるものじゃありません。でも、景気が徐々に回復しているといっても、相変わらずの低金利時代。
そんなときに、ある方から、「72の法則 → 72÷運用利回り」ってやつを聞きました。自分が持っているお金を2倍に増やすには、何年の歳月が必要か?!が解る法則です。
例えば、元金100万円を、金利5%で運用すると仮定した場合、
72÷5=14.4年
14.4年後に200万円になることがわかります。
銀行の預金金利1%(今は1%だったらいい方かも?)だとしたら、
72÷1=72年
100万円が200万円になるのは、実に72年後なんです。(長っっっ)
こんなことを知り、私は銀行預金はほどほどにして、勉強のためにも株を始めてみよう!と思いました。だって、お金が全てだとは思わないけど、倍になるまで72年だなんて。これ、金利0.1%なら720年後ですよ!そんなん、死んでます(笑)
で、実際にやってみての感想は、やはり市場を読みつつ株価を予想するのは難しい
プロと違い、僕らのような素人がやるのは、先行きを見る眼もなければ、情報網も持っていない。日経新聞の記事に出される頃には、プロによって買われているか、売られているか、どちらにしても、新聞に出た段階で対応するのは遅い。
でも、ものの本にも書かれているが、素人もプロとは違った、株価が上がるのか、下がるのか、の物差しを持っている。それが日常生活の中での発見。
例えば、コンビニの品揃えやが良かったり、売っている食べ物がおいしかったりすると、そこのコンビニの株価を調べます。街頭で配布しているサンプルがパンチの効いたものだと、その会社のIRを調べたり。意外と、日常生活に「株価のヒントが隠されているのではないか?」と思うのです。
私は男なので鈍感ですが、ファッション関係や流行りは、女性が敏感。ピカイチです!
女性に流行のある商品を販売している会社の株価や、母親が主婦の目線から絶賛しているものを販売する会社はそれなりの推移をしていますビックリしちゃいますけどね。新発売が狙い目ではないでしょうか。
もうひとつは、自分の趣味なんかも、物差しになります。
音楽が好きな人なら、この曲はヒットしそう!とか、このアーティストは今後売れるだろう!と予想するのであれば、それをリリースしているレコード会社を調べるのもいいかもしれません。
エイヤァーと場当たり的に、勘で株を買うぐらいなら、自分が生活している日頃の感覚から予想すると、いい線いったりします。
株価が今までより高いか・安いかを判断するために、直近、1年くらいの推移はインターネットが繋がる環境であれば、どこでも手軽に見ることができます。それを見た時に、通常よりすでに高い位置に推移していたならば、乗り遅れたと考えた方が良いでしょう。(もっとも、まだそこから続伸する可能性もあります)逆に、新発売の売れ行きの良さそうな商品があるのに、低い位置で推移していたならば、それはこれから上がる可能性大ですから、買い!なのかもしれません。
その他にも、株主優待や配当金など、多少、株価が下がったとしても、預金しておくだけより良い場合もあります。
以上からまとめると、
(1) 波に乗っている企業(そこと取引している企業なんかも含みます)
(2) センスの良い商品やサービスを行っている
(3) 配当金がある
(4) 株主優待がある
・・・なんてところを主な物差しに、あとは日常生活の中で、色んな人達と話題になるものや、自分自身が良いと思う商品などを提供している会社を注意して追っていくといいかもしれません。
円高ドル安の翌日は、日本企業の株価は総じて下がりますから、買うなら狙い目かもしれません。
ちなみに、買っていない会社でも、毎日の株価推移をノートに書き続けていると、その会社の動きが何となく読めるようになったりしますよ(^0^)
あとは日頃の勘、下手なギャンブルをするより、僕は楽しいと思います。これで、あなたも明日からトレーダー!!(笑)