令和3年度の最低賃金

労務管理

地域別最低賃金の改定

令和3年度の地域別最低賃金(以下「最低賃金」)の改定額が厚生労働省のホームページで公開されています。今回の引き上げ幅は、全国の加重平均は28円増の930円で過去最大の引き上げとなりました。各都道府県の発効日は10月1日~8日と異なりますが、10月中には全国の最低賃金が改定されます。

令和3年度 地域別最低賃金改定状況(厚生労働省)

最低賃金を下回る可能性も

最低賃金の改定時期に注意すべき点は、雇用される社員の方々の給与が、最低ラインとされる時間給を割ってしまっていないかということです。そんなの当たり前だ!!と思われるかもしれませんが、意外と割っているケースがあります。なぜなら、最低賃金を下回らないか否かの確認方法には少し特徴があるからです。具体的には、最低賃金の「対象に含めて良い賃金」と、「対象に含めてはいけない賃金」があるからです。この点を踏まえた確認でなければなりません。会社からすると、基本給をはじめ各諸手当で構成された給与全体を捉えるのが自然な考え方だと思いますが、最低賃金を下回らないか否かの確認は、そうなっていないのです。詳細は過去の投稿をご覧ください。

また関連して、試用期間中の給与を設定する際も、この確認方法を踏まえて考える必要があります。

チェックする際のおススメの方法

何となくイメージを掴んでいただけたと思いますが、実際に自社に引き付けて具体的な確認作業に入ると、先で述べたようなポイントを踏まえた作業となっているか?不安を覚えることもあると思います。これを解消するため、厚生労働省が「最低賃金に関するセルフチェックシート(Excelデータ)」を公開しています。フローチャートになっており、質問に沿って、自社の現状を当てはめていくと、最低賃金を下回らないか否かを最終判断できるものとなっています。

10月の改定が行われる前に、このチェックシートを活用して現状把握されることをお勧めします。

 

参考


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佐藤 正欣

佐藤 正欣

SRC・総合労務センター 特定社会保険労務士。株式会社エンブレス 代表。専門は人事・労務。

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