労働保険&社会保険の加入基準を徹底比較

労働保険

労働保険(労災保険・雇用保険)、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入基準が、それぞれに異なるため、個別に判断していると、わからなくなることがあります。そこで、主なポイントとなる点を下表にまとめてみましたので、ご参考ください。

労働保険と社会保険の加入基準に関する比較

労働保険社会保険
公的保険の種類労災保険雇用保険健康保険厚生年金保険
加入基準全労働者
(就労時間数の多寡は関係なし)
①週20時間以上の就労

②31日以上の雇用見込み
①1週間の勤務時間
正社員(  時間)×4分の3

②1か月の勤務日数
正社員(   日)×4分の3
※2 但し、例外あり
年齢制限無し75歳の
誕生日前日まで
70歳の
誕生日前日まで
手続きの有無各人に支払った年間給与総額を、申告書(※1)の労災保険欄に計上して申告する。「雇用保険被保険者資格取得届」
入社月の翌月10日まで
「健康保険・厚生年金保険 被保険者資格取得届」
事実発生から5日以内に
提出先(窓口)管轄の
労働基準監督署
管轄の
公共職業安定所
管轄の年金事務所
(もしくは、管轄の事務センター)

※1正確には「労働保険 概算・増加概算・確定保険料申告書」
※2法人全体の被保険者数が常時101名以上、又は被保険者数101名以下で労使合意した会社は、次の4つの基準を全て満たした場合に置き換わります。

① 1週間の所定勤務時間数が20時間以上であること。
② 2か月を超える雇用期間が見込まれていること。
③ 給与月額が88,000円以上あること。
④ 学生ではないこと。

各保険の詳細について

上記表はすべてを一覧にまとめたものです。各々の公的保険に関する加入基準については、個別に投稿しております。下記にリンクを貼っておりますので、こちらもあわせてご参考ください。


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佐藤 正欣

佐藤 正欣

SRC・総合労務センター 特定社会保険労務士。株式会社エンブレス 代表。専門は人事・労務。

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