時間を見積もる

◆時間を見積もる

現在、仕事をしていく上で欠かせない大切な能力の一つです。皆さんは、時間を見積もれていますか?

政府は、労働時間抑制へとシフト転換しています。それは、今年の4月1日に改正された労働基準法の内容からもわかります。今後、限られた時間の中で最大の成果を発揮していかねばなりません。それは、会社も社員も・・・です。会社は社員に対し、効率的な時間管理を行い、仕事(作業)を進められる人材に育ってもらう必要があります。したがって、「時間管理」も大切な社員教育の一つという訳です。

貴社の社員が、あなたの部下が、あるいは、あなた自身が、きちんと時間管理ができているか?いま一度、確認をしてみる機会を作ってみてください。予定は立てているけど、具体的なひとつひとつの行動に分解し、落とし込んだ時間管理をしている人は意外と少ないものです。単発で終わってしまう仕事と、複数工程を経て行う仕事の区別ぐらいで、あとは大雑把にこのくらい、という予定を立てて行動してしまっていないでしょうか?

だから、

予定していた内容がダラダラと長引いてしまう、
その原因も掴めないまま、そして、また繰り返し・・・。
何かわからないけど、忙しい・・・という流れになります。

そこで私がおススメしているものがコレです↓

テンミニッツ・ノートタイプテンミニッツ・ノートタイプ
テンミニッツ・ノートタイプ販売元:カンミ堂

私は手帳と合わせて使っています。

開くと、左側に時間軸のメモリが設定されており、
右側には、
・30分用
・60分用
・120分用
の3種類の付箋がついています。

この付箋に具体的な仕事(作業内容)を記入し、時間軸メモリに貼っていくと、仕事(作業内容)が1日の時間軸の中におさまるかどうかがわかってしまう優れものデス!!時間管理ができてとても便利で重宝しています。新たな仕事(タスク)が発生したら、付箋に書いて貼る!

決して難しくなく、いたってシンプルだと思いませんか?私はここが気に入っています。また、1日の仕事が終わったところで、自分が見積もった(計画していた)時間と、実際との違いを把握することができます。軽微なズレから、大きなズレまで、俯瞰でチェックできるんですね。

会社の部内・課内の取り組みとして、あるいは、作業効率がどうも悪いなぁ~と感じている部下に対して、この10minの導入をしてみてはいかがでしょうか?きっと、楽しく取り組めると思います。こうしたツールを使ってコミュニケーションを図りながら社員教育をしていくことは、これから益々大切になってくると思います。また、時間を見積もる感覚が習慣になると、行動パターンも変わること間違いなしです。

時間は有限。経営戦略として、社員の戦力強化を目指しましょう!!

佐藤 正欣

佐藤 正欣

SRC・総合労務センター 特定社会保険労務士。株式会社エンブレス 代表。専門は人事・労務。

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