前回の「時間を見積もる」の続きです。
前回は、時間管理が苦手な方に「10min.(テンミニッツ)」というツールを利用し、苦手な時間管理を克服することをご提案しました。これからは「限られた時間の中で、最高の成果をあげていかなければならない時代に突入しているから」です。これは会社も、社員も双方に要求される能力になるということをお話しました。だから、俯瞰で客観的に自己の時間管理ができるようにならなければなりません。
とはいえ、10min.(テンミニッツ)を購入すればすぐ翌日から時間管理ができるようにはなりません。そこで、この10min.(テンミニッツ)を開発・販売されているカンミ堂さんでは、「テンミニチャレンジ」というメールマガジンを無料で配信されています。
テンミニッツ・ノートタイプ
販売元:カンミ堂
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全5回で、毎週配信されるもので、この10min.(テンミニッツ)をどのように活用していけば効果的な利用ができるか?というコツ・ノウハウを毎回届けてくれます。なかなか最初のうちは、どのように使ったら良いか解らないという人や、そもそも「時間を見積もる」ということに意識をしてこなかった人にとっては、何から始めたらよいのかわからないと思います。このメルマガを利用して、スタートを切るのも良いのではないでしょうか?
また、5回にわけて毎週メールが届くというのも、習慣化するのに最適です。取り組み始めて、約1週間が経過・・・取り組み始めた頃の熱が冷め、忘れかけた頃にメルマガが届くからですね(笑)。
そんな10min.(テンミニッツ)さんのメルマガですが、そこにはどんな内容が書かれているのか、以下、少しだけ概要をご紹介したいと思います。
優先順位が高いからといって先にやる仕事とは限らない!
優先度の高い仕事は、出社して最初に(すぐに)取り組まなければという錯覚に陥っている方が多いと思います。人間の心理として、優先度の高いものは、早く処理して解放されたい・・・となることも重々わかるのですが、10min.のメルマガでは、“最も自分自身の効率が上がる1日の時間帯にその優先度の高い仕事を組み込むべきである”ということを教えてくれています。
これはタイムプランニングでとても大切なことですが、意外と気付きにくいことですよね。つまり、優先度の高い仕事は、あらかじめ自分が効率のあがる時間帯を優先的に確保しておき、その時間帯に処理をする。そして、気持ちが乗らず、集中力があまり続かない時間帯は、優先度の高くない仕事(作業的なもの)を当てはめていくということです。
私自身に当てはめて考えると、1日の時間帯で最も効果的な時間帯は、14時~16時の時間帯です。この時間帯になるべくお客さんと会ったり、色々と思考錯誤しなければならない仕事、例えばクライアントに対する提案書の作成や就業規則などの創作的な業務を当てるようにしています。1日を24時間以上に増やすことはできませんが、効率の高低を意識し、やるべき順序を考えることで、仕事の効率はあがります。そして、高効率により「空白の時間」を生み出すことにも繋がります。
10min.(テンミニッツ)さんのメルマガには、その他にも効果的な時間術が紹介されています。10min.(テンミニッツ)と、メルマガを合わせて利用すると「やり方・コツ」が掴みやすいので、私はオススメしています。
思い立ったら即行動!!会社は、時間を効率的に活用できる組織体へ!社員は限られた時間で会社に貢献できるように生まれ変わりましょう!